好奇心旺盛な、何でも知ってる5歳児
で話題、NHKの
「チコちゃんに叱られる!」
あの怒った顔がなんとも憎めない
チコちゃんって、着ぐるみなの?
CGなの?
可愛くてたまらないので、調べて
みました。
◆今こそ全ての日本国民に問う…◆
手っ取り早く、NHKの広報部に質問した方が
いらっしゃるようですが、その解答は…
「チコちゃんは、チコちゃんです。」
う~~~ん!わからない解答ですね。
見た感じでは、CGのように思えますが…
そこで…
CG映像専門誌「CGWORLD」と言う
専門誌がありました。
2018年8月号にチコちゃんに関する記事が
載っていました。
「チコちゃんは着ぐるみで、木村祐一さんの
声にあわせて動き回ります。そのようすを
6台のカメラで収録し、45分番組として
編集された映像を受け取った後、チコちゃん
の頭部をCGに置き換えています。」
頭部CGを担当するNHKアートの方のお話
です。
おっ!答えがでましたね。
頭部がCGの着ぐるみ
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◆中の人は?◆
そうなると、着ぐるみの中の人が気に
なります。
セリフにあった女の子らしい動きから
見ると、プロの着ぐるみアクターのよう
ですね。(たぶん、小柄な女性)
◆着ぐるみアクターとは?◆
ご当地キャラの着ぐるみや、戦隊ものの
スーツアクターなど需要が多くなったこの頃
着ぐるみアクターの専門学校があるんですね。
演技の基礎や、ダンス、体を使った表現力、
着ぐるみでの動き方等を勉強するそうです。
指導にあたっている人のお話です。
「まず、着ぐるみアクターに重要なのは、身長
ですね。小柄な方が威圧感なく子どもとコミュ
ニケーション取りやすい。
うちのダンサー応募資格は155cm以下です。
業界的にも、低身長の方がニーズあります。
キャストの場合は、180cm超えの大柄
キャラクターのニーズもありますが、基本
的には、小柄な女性が求められています。」
中の人を意識させない、キャラクターを生き
ているように見せる事が重要なようです。
◆ATP賞受賞◆
少し前の話題ですが、
2018年7月全日本テレビ番組制作社連盟
(ATP)が開催している「第34回ATP賞」
の情報・バラエティー部門で優秀賞を受賞
しました。
「チコちゃんに叱られる!」って
NHKらしくない、ユニークなおもしろさの
ある番組ですよね。
TV離れが進んでいる19歳以下の若い世代
にも好調なようです。
◆制作はフジテレビ?◆
この番組の制作会社はNHKではなくて
共同テレビジョンと言うフジ・メディア・ホー
ルディングスの傘下会社です。
スタッフは、「とんねるずのみなさんのおかげ
でした」や「ダウンタウンのごっつええ感じ」
などを作ってきたフジテレビのバラエティー
畑の方たち。
NHKはCMがなくて、スポンサーに気兼ねする
必要がない分作りたい物をノビノビ作れる、
予算も十分あると言う事で、多くの制作会社が
様々な番組を請け負っているそうです。
「もふもふモフモフ」「サラメシ」
「芸人先生」「NHKスペシャル」「ETV特集」
「BS1スペシャル」なども…
制作会社はどこでも、見ごたえのあるドラマ
や、おもしろいバラエティーをたくさん
作って見せてほしいですね。