今年の漢字2018、清水寺で森清範貫主によって揮毫、発表!

一年の世相を表す「今年の漢字」

日本漢字能力検定協会が発表しました。

今年の漢字は、「災」です。

応募総数19万3214票のうち、2万

858票

▲選んだ理由▲

北陸の豪雪、大阪北部の地震、西日本豪雨

北海道地震、台風、記録的猛暑などの

「自然災害」、そして、

仮想通貨の流出、スポーツ界のパワハラ問題

財務省決裁文書改ざんなど発覚…これらは

「人災」として、多くの人たちがとらえ

ました。

来年、新元号を迎えるにあたり、災害の

被害減少を願う声も含まれていました。

ちなみに、

2位は…「平」1万6117票

3位は…「終」…1万1013票

▲今年の漢字はいつから?▲

1995年に始まり、今年で24回目を

数えます。

財団法人日本漢字能力検定協会がその年を

イメージする漢字一字の公募を日本全国

より行い、その中でもっとも応募数の

多かった漢字一字を「今年の漢字」として

12月12日「漢字の日」(ほぼこの日)

の午後、京都の清水寺で発表されます。

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▲漢字を揮毫されている方は?▲

「今年の漢字」を清水寺奥の院舞台で

大型和紙に揮毫されている方は、

清水寺貫主(=住職)森 清範

揮毫は当日ぶっつけ本番だそうです。

漢検理事長が「今年の漢字」を書いた紙を

二重封筒に入れ、森貫主の元へ持参。

森貫主も舞台に立って封を開けるまで

何の漢字かわからないそうです。

筆は熊野筆で、墨もちを適度に保つため、

芯の部分に牛耳毛を用いているそうです。

毎年、力強く素晴らしい漢字を披露されて

いますよね。

この揮毫された和紙の漢字は12月いっぱい

まで、本堂で一般に公開され、後に本尊の

千手観音菩薩に奉納されるそうです。

▲過去の「今年の漢字」▲

〇2017年ーー「北」北朝鮮ミサイル連発

〇2016年ーー「金」リオ五輪メダルラッシュ

〇2015年ーー「安」安全保障関連法成立

〇2014年ーー「税」消費税5%から8%へ

〇2013年ーー「輪」東京五輪誘致、富士山

世界文化遺産登録

日本の現代世相を反映する一つの指標として

一年の締めくくりとして「今年の漢字」

一字は素晴らしい発想ですよね。

▲海外でも…▲

日本以外の漢字文化圏においても同じ

ような行事が広がりつつあるようです。

中国は2006年から注目あびた「今年

の漢字」を発表。

台湾は2008年より「台湾年度代表字

大選」を発表。

シンガポールは2011年から年を代表

する漢字一文字を発表。

マレーシアは2011年より年を代表する

漢字一文字を発表。

こういう年次行事が世界中に広がると

平和で楽しいですね。

皆さんの「今年の漢字」は

どんな一文字でしたか?…